感染症時代に生きる
学生の頃の先生が 「あなた達は、 感染症の時代を生きていくことになるから」とおっしゃっ ていたのは、かれこれ 30 数年前のことです。 すでに退職されており、 同窓会でお会いした のは、2年前の秋。何やら中国で新型のウイルスが出ているというニュースが出始めた頃だ ったと思います。
そして、年が明けダイアモンドプリンセス号のニュースが飛び込んできました。 新卒で社会に出て働き始めた頃の先生も「ウイルスは、 変異を起こし頭がいいから」と口ぐ せのように話していたことも思い出されます。
医療機関は感染予防を学んできた人達が多いところですが、診療する場であること ・ ウイル スは目に見えるものではないことから、 伝播を始めると感染拡大のリスクは大きいところ です。 クラスターという言葉も使われるようになりました。
当院でも、職員の新型コロナウイルス陽性が判明したことから、病院全体で感染予防対策を強化し取り組んでいます。
大切なことは、感染拡大をさせないこと・正しい情報を伝えること・全員で取り組み、体調の自己管理に努めることだと思っています。
新病院の移転まで残り1ヶ月ほど。
人との距離を保たなければいけない中での打ち合わせは、お互い大変です。その中でも、工 夫をしながらより良い新しいものを作り上げていくことはやりがいのあるものです。 (そうそう人生の中ではないことです)